小豆はむくみと解毒の薬

小豆の選び方とメニュー

 

 

小豆という食材は、乾物を利用することがほとんどで年中販売されています。そうすると旬はあまり関係ないのかと思ってしまいがちですが、そうでもないようで、小豆は、一説には収穫した9~11月を旬とする見方もあるようですが、収穫後の間もない時期は豆が煮えむらになりやすくなっているので、年明けの正月頃からが旬とするのが多くで正解とされています。

 

小豆を選ぶ際には、外観では色艶がよく、ふっくらとしたものがいいそうで、注意としては艶をよくするために食用油を塗ったものがあるそうなので油の臭いがしないものを選ぶようにしてください。

 

小豆の有効成分を生かして、むくみや解毒にも効果をあげようと思う場合には、小豆を何度も茹でこぼしたりして、渋みのもととなるアクを取り過ぎないようにしてください。もちろん、小豆のサポニンや食物繊維が健康によいからといって無制限に食べずきることは避けましょう。

 

ここでのお勧めメニューは小豆粥です。昔から1月15日の小正月には小豆粥を食べる風習がありますが、これで1年万病を防ぐといわれている位で、普段のメニューでももっと採り入れてもらいたいものです。作り方は簡単ですので紹介しておきます。まず水洗いした小豆と水を強火にかけて、沸騰したらゆで汁を捨てます。次にもう一度、小豆と水を沸騰させ、弱火にしてフタをして40分程度おいて小豆をザルに移します。ゆで汁は捨てずにとっておき、米と水を加えて火にかけます。

 

沸騰したら塩を加えてごく弱火にして、アクをすくいながら40~50分煮ます。基本的にはこれで完成となり、好みでお餅を入れても構いません。まずは時間のある休日などで是非試してみてください。

 

※サポニン茶の効能
サポニン茶のいろいろな効能が評判を集めています。茶に含まれるサポニンは、実は茶葉より花や実の方に多く含まれているもので、これらを効率よく配合したサポニン茶はまさに注目の製品となっているようです。